薬を止めると、動脈硬化が進行します

血圧が基準値をこえてしまうと、降圧薬を服用します。血圧の高い状態が続けば、血流が血管内を強く叩きつけるので、血管が破れないようするため、血管内壁がしだいに厚くなってきて、硬くなってきます。これがいわゆる動脈硬化と呼ばれています。動脈硬化が進行すると、血管がもろくなってきて、血管がつまりやすくなったりします。そのつまったものが悪玉コレステロールや脂肪分です。動脈硬化は血管の破壊にも繋がりますので、内出血を起こすことがあります。脳内で内出血が起こると、脳に障害が生じます。脳幹で起こった場合には死に至ります。ですから健康診断で血圧が高いと指摘をうけたら、自宅で毎日きまった時間に血圧をチェックし、正常値より高ければ薬を飲む必要があります。薬を自分勝手に止めてしまうと命にかかわりますので、必ず服用しましょう。
血圧が正常値ぎりぎりであれば、早いうちから食事や運動療法を実践しましょう。食事は塩分を少な目にすることです。運動は日頃から適度な運動(ウォーキングなど)をしましょう。激しい運動をする必要はないです。
血圧は上が140以下、下が90以下ですので、血圧計を購入して自分の日ごろの値を知っておいて健康に努めましょう。
動脈硬化に良い食事は、豆類や青魚がいいです。豆にはレスチンと呼ばれる血管内をきれいする成分を、青魚にはEPAと呼ばれる中性脂肪分を少なくしてくれる成分を含んでいるからです。他にもたくさんありますので、詳しいことは栄養士さんに尋ねてみてください。EPA製剤は、ドラッグストアで販売されるようになりましたので購入してみてください。正常値の人がEPAを飲んだからといって異常をきたすことはありませんので心配ご無用です。むやみにEPAを飲むのではなく、自分の健康状態をしっかり把握してから飲みましょう。